MFCMAPI の使い方 「特定のメールを解析する」編

Outlook のメールファイルといえば.msg ファイルですが、これをMFCMAPI を使って解析してみましょう。

※Exchange 不要で、Outlook クライアント側で動作します。

 

まずは下記URLより MFCMAPI をダウンロードします。

 

MFCMAPI - Home

 

次に、.msgファイルの読み込み手順を紹介します。

 

 

 

■.msg読み込み手順

1. MFCMAPI ツールを実行します。

2. メニューバーから [Advanced] - [Import/Export] - [View properties of MSG file] をクリックします。

3. 調査をしたい .msg ファイルを指定して [開く] をクリックします。

※.msgファイルがない場合は用意します。

 Outlook ならメールをドラッグ&ドロップでデスクトップ等にコピーできます。

 

 

 

■その後の活用例(フォント情報を見たい場合)

4. 開いた画面内で、[Other names] に PR_RTF_COMPRESSED を含む行をダブルクリックします。

5. [Stream (Text)] の内容をすべてコピーして、メモ帳などのテキスト エディターに張り付けます。

6. {\fonttbl{……}} で囲まれたグループ内で、{\f<数字>\……} のように囲まれている文字列を確認します。